-
高校のクラスメイトを温ねて新しきを知る
先日の土曜日、日曜日は、高校の友人の家に遊びに行きました。最近では、家に遊びに行く、といっても、滞在時間のほとんどは、会話です。次いで、飲食ですね。オモチャやゲームで盛り上がる、ということは一切無くなりました。これが、大人になった、ということでしょうか。だとしたら、少し寂しくも感じられます。何か、オモチャを持ち寄って、みんなでワイワイできたら、子供たちはそれを見て、「ああ、楽しそうだ。」と思えることでしょう。そういう行動を取れるように、考えなければなりませんね。世間話する場面ばかり見せているので、子供も、同じように友達と世間話をするようになるのでしょう。それを見るのも、滑稽で面白くはありますが、やや将来が不安になります。土曜日は、悪友というわけではありませんが、友人の中では最も会うことが多い中の一人です。子供は3歳の男が1人。4月から幼稚園に行くことが決まっているそうです。その子は電車、特に新幹線が好きみたいで、新幹線の種類が図解入りで書かれている本を持ってきて、全ての車両や装備(座席のグレードの違いやパンタグラフ、ダンパ(衝撃を吸収するもの)など)を、丁寧にゆっくりと紹介してくれました。驚いたのは、話し方と、文字の認識ですね。話し方については、淀みなく、一定のペースで止まらずに喋るのです。僕にはとても真似ができません。それだけで尊敬に値しますが、ひらがな、カタカナ、共に読める事も素晴らしい。僕には4歳の次女がいますが、ようやく、ひらがなが読めるようになったばかりです。比較する必要はありませんが、友人の長男は、単純に素晴らしいと感じました。将来が楽しみです。訪問時間が午後8時過ぎだったので、滞在時間は短かったのですが、コーヒーとチョコレートのお菓子をいただき、美味しくいただきました。そうそう、目的は、新築のお祝いでした。玄関先で渡して帰るつもりでしたが、「上がってコーヒーでもどうぞ。」と言われ、断る理由もないので、「じゃあ。」と上がっていきました。自分でも遠慮がないことは自覚していますが、「遠慮せずに上がっていってぇ~!」「いや、いいからいいから~!本当に!気持ちだけ!」というようなやり取りが永遠に続くのがあまり好きではないので、お誘いを受けたら、理由がない限り、お断りしないようにしています。日曜日は、高校のクラスメイトでもあり、奥様の幼馴染でもある女性の家にお邪魔しました。彼女が、僕と奥様の出会いの仲介役と言えます。仲裁役ではありません。子供は3歳の女の子が1人。よく食べる子で、野菜をしっかりと食べていました。到着したのが、正午くらいで、すぐにランチをご馳走になりました。豪華で、野菜がふんだんに使われており、お腹一杯になるまで食べてしまいました。その家には、娘たちが持っているのと同じようなオモチャがあり、3人で、取り合いをしながら遊んでいました。おままごと、というのは、結構次元が高い遊びだな、と思わされました。抽象的な遊びとも言えます。具体的な道具がなくても、そこら辺にあるものを見立てて、それぞれの世界観を演出しているのです。しかも、たとえ出会ったばかりでも、お互いが好きな立場で参加できるように具体的な取り決めをしません。女性は、こうやって、社会性を学んで行くのですね。もちろん、中には折り合いのつかない子供たちもいる事でしょう。その子たちは、また別のグループで活動することになります。ソーシャルの縮図ですね。男がそういう関係を築くのは、もう少し後からだと思われます。このように、子供の遊び方からも、学ぶことができるのですね。意外な発見というか、棚からスィートポテトでした。ぼた餅ではなく、焼きたてのスィートポテトのケーキをご馳走になりました。さて、どちらも外観や内装についての感想を記していませんが、どちらも素敵でした。ただ、僕は、どんな空間に住んでいるか、という事よりも、どんな営みをしているのか、という部分に興味が湧きます。ベランダに植物が置かれていれば、ああ、ガーデニングに興味があるのかな、とか、家具の配置、飾られている写真、絵などを見て、生活の状況をイメージします。いずれの友人も、子供の世話がまだまだ大変な時期であり、また、(今のところ)一人っ子なので、子供との時間を大切にしているのだろうな、という印象です。4月になったら、上記の男の友人宅で、それぞれの子供を持ち寄って(誤用)、会うことになっています。さて、男1人、女3人の子供たちは、どんな世界観を演出してくれることでしょう。楽しみですね。あ、そうそう、その男の友人宅の近所に、また別の同窓生が住んでいて、もし都合が会えば、会えるのかもしれません。彼女は、男2人の子持ちなので、もし集まることができれば、男3人女3人でバランスは良いと言えます。どうなることでしょう。
灯台と青空