• 雑談

    迷路は続くよ何処までも

    気が付けば、新年を迎えて早1か月が過ぎようとしています。本年の抱負は何だったかな、と記憶を掘り起こしてみましたが、何も見つかりませんでした。これにしよう、と心に決めたものがあったような記憶はあるのですが、もしかしたら、埋め忘れたのかもしれません。それで、ブログを読み返してみたのですが、どうにもそれらしき内容は見当たりませんでした。ということは、抱負は闇に葬られてしまったということですね。唯一の記録が、ブログというのもどうかと思いますが、ここにないモノは諦めたほうが賢明だということで、新たに抱負を記しておきましょう。本来、抱負は年末というか、新しい年を迎える前に考えておいて、それを表現すれば良いのですが、特に具体的な事に拘る必要はないはずです。ですから、ざっくばらんに「勉強を頑張る」で良いかなと。何の勉強?とツッコみたくなるところですが、一つの事だけを学ぶということは、現実的ではありません。様々な分野に興味を持ち、情報の繋がりを見つけることが、より学ぶ楽しさを味わうことができるのではないかと考えています。ですから、抽象的な「勉強する」という表現の方が、しっくりきます。例えば、情報処理の勉強をするとしたら、ソフトウェア(プログラム)やハードウェア(コンピュータの仕組み)がメインだと思われるかもしれませんが、基本的な試験でも、先ずは数学が重要ですし、統計学も少し出てきます。それにプロジェクトマネジメント関連。ネットワーク(通信)関係、流通経済、経営と多岐に渡る知識を問われます。それに加えて、最新の技術に関する問題。今ですと、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)に関する問が出題されます。ハードウェアでも、音楽CDにデータを取り込む時の周波数は、人間の可聴域の2倍(44.1KHz)にしているのですが、可聴域の情報は、生物的な話です。セキュリティ関係では、バイオ認証として、人間の瞳にある「虹彩」は生涯、変化がほぼないため、指紋認証よりも優れています。その「虹彩」という知識も生物学ですね。結局、深く学ぶということは、広い範囲から情報を収集しなければならない、と言えます。一つの単語を調べようとして、インターネットで検索し、ウィキペディアを読んで、さらにその中に判らない単語が出てくるので、それを検索する、そしてまた判らない単語が出てくる、という具合に、元の場所からどんどん離れてしまい、スタートが何処だったか、ついつい見失ってしまう事があります。今年の抱負は、それと同じような原理で埋め忘れたのかもしれません。えーっと、何の話でしたっけ?

    迷路はお得意様