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逆恨みだらけのモスキート・ジャパン
久しぶりに病床に臥しておりました(大げさ?)が、こういう時に限ってあまり生産的な思考ができないものです。考える時間があるのですが、どうもあらぬ方向に思考を導かれます。精神的な揺らぎも関係するのでしょうか、とにかくネガティブに支配されていました。今も快復したとは言えませんが、少しは活動しようという意欲が生まれてきましたから、快復に向かっていると思います。そんな中、布団で眠ろうとしていると、耳元であの音が聞こえてくるのです。「プ〜ン」という耳障りな音。まだ「奴等」が居るとは!もう9月も下旬だというのに、なんということでしょう。マツムシやスズムシの合唱団は何処に消えてしまったのか?えっ、まだ早い?そうですか、時期尚早でしたか。そうなると待ち遠しいものですね。蚊よけはいくつか家に置いてありますが、効果を確認できた商品はありませんから、僕は使いません。コンセントに差しておくタイプのモノは効果がありますね。独身時代に実家の部屋で使っていましたから、その実力は実証済みです。それを買おうと奥様に提案したのですが、あれは熱を帯びるので、子供たちに火傷の恐れがある、とおっしゃるのです。ほう、と思いましたが、それ以上の議論はパラレルワールド行き特急列車への乗車を意味するので、彼女に商品の選択を任せています。その結果、身体にスプレーする虫よけが常駐しています。そのスプレーは、ユーカリのエキスを抽出したものらしいのですが、匂いの割に効果が持続しません。また、室内でスプレーしたら、家中の空気がユーカリの匂いで支配されてしまいます。それこそ、子供に悪影響では?と思いますが、その進言は絶叫マシン最前列席への乗車を意味するので控えております。蚊がいなければ、こんなに悩む事もないのですが、これも業の1つだと理解して生きてゆかなければなりません。こうして考えてみると蚊の経済効果って凄くないですか?具体的な情報を見つけることができませんでしたが、年間1億円は下らないでしょう。もしかして、蚊を繁殖させている企業がいたりして・・・やめましょう、そんなくだらない想像は。とはいえ、蚊の存在がなければ、水質の汚染につながる、という説もあります。もしそうならば、人間はいかに刺されないか、を考えなければならないのですね。となると、結局はあのスプレーとかに頼るしかないと・・・絶叫マシン、乗ろうかな・・・いえいえ、それは悪魔のささやきです。良き解決策に出会えることを期待しつつ、奥様の変化を待ちましょう。期待値はジャンボ宝くじと同じくらいでしょうか。
ハエ除けはこれに尽きる