オモチャ
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囲碁はわからない
長女が急に「囲碁を始めたい」と言い出すので、何事かと思えば、学童保育所で五並べ(漢字がわからない)を教えてもらったようです。なるほど、子供時分は多くの人が遊んだゲームですね。立派な碁盤があればよかったのですが、生憎実家にありませんでした。リサイクルショップで立派なモノが千円くらいであれば、と考えたのですが、お目当てのモノは中古とはいえ五千円以上。うーん、それだけ一定の需要があるという事なのですね。ネットで検索しても、新品だと五万円以上なんてザラにあります。今で言うスマフォのような価値感でしょうか。大物は諦めて、おもちゃ屋さんで折りたたみのプラスチックで、小型のモノを買ってきました。それでも喜んで遊んでいます。「一緒にやろう」と言われ、何回か勝負しましたが、なかなか上手です。負けるときもあります。それでも感心したのは対局前後の「お願いします」「ありがとうございました」を必ず発声すること。「礼に始まり礼に終わる」とはこういう事か、と認識を改めた次第です。スマフォでは学ぶことが難しい部分を、こういった古の遊び(といったら失礼かもしれません)が教えてくれるのは、何か素敵だな、と思いました。