慌てない心
今日は台風の影響からか、空は厚い雲で覆われ、一日中弱雨が断続的に降ったおかげで、日中は涼しい、とまでは言いませんが、暑くない程度の気温でした。夕方、帰宅時は半袖だと肌寒いくらいに感じられました。夏の終わりを告げるかのような天気でした。朝は、長女を学童保育に送っていったのですが、その施設の手前に高校があります。その高校周辺の道路が、見たこともない程、全て混雑していました。朝から事故でもあったのかな、と様子を伺っていると、そうではなく、高校の登校日だったようです。それで、多くの学生が駐車場の車から次々と降りてくる場面を見ました。その駐車場は、長女の学童保育の施設の駐車場でもあります。原因が事故ではなかったので、一安心して、あとはゆっくりと安全に進むしかありません。出勤時に気が焦って事故を起こしてしまうのは、ありがちな話ですから、その辺りは危険予知が働きます。しかし、高校生も送迎してもらうのですね。しかも、かなりの台数でしたから、おそらく25%くらいの学生が車で送ってもらっていたのでしょうか。僕が高校生の時は、車で送ってもらっている人は滅多に見かけませんでした。それが例え夏休みの登校日でも、です。いやはや、自動車社会というのはまだ進化しているのだな、と感じさせられました。それが決して悪いことだとは思いません。むしろ、子供の安全を考えれば、より良い方法ではないでしょうか。ただ、送迎の時間帯は必ず渋滞を招きますから、それを高校近辺の住民がどう捉えるか、という問題は無視できません。間違いなく苦情はくるでしょう。そういう部分を知ると、ああ、日本にはゆとりがないのだな、と思わされます。ゆっくりいきましょう。