突然のスローモーション
今日は、仕事中に二回も転びましたし、治療中の歯の詰め物が取れてしまうという歯プニングが発生しました。どちらも自分にとってみれば、かなりショッキングな出来事です。まず、仕事中の転倒から。一回目は、少し高い所(1m程)から、①50㎝くらいの場所に片足を下ろし、②地面に降りる、という行動をイメージしたのですが、①の時に、まさかの踏み外しをしてしまい、そのまま体重を支える暇もなく、地面に落ちました。偶然にも、落下した姿勢が受け身の形になったので、ケガには至りませんでした。しかし、久しぶりに恐ろしい体験をしました。自分が落ちている間は、意識では「あ、危ないからなんとかしなきゃ」と一瞬で考えるのですが、身体が全く反応しません。逆に、手や足を出したら、ケガをしていた可能性もあります。本当にラッキー。そして次の転倒。目の前に障害となる手押しの台車があり、跨ごうとしたのですが、運悪く足元に散水ホースがあり、そこに脚をひっかけてしまい、台車に身体の上半身が乗っかかるように転倒しました。こちらは痛かった。咄嗟に手が前に出たのですが、台車にいろいろなモノが載せてあり、それらに手を置いても崩れるだけで、そのまま地面に向かって台車の荷と一緒に転倒しました。いやあ、恥ずかしかった。誰も見ていなかったので、一安心ですが、見られていたらやや問題になりかねません。工場はそういう所がうるさいのです。ケガは少し擦り傷程度なので、全く問題ありませんが、精神的に参りましたね。慎重さに欠けていたことは明白ですが、こんな転び方をするなんて、という気持ちです。その後、明日に歯医者の予約がある事を思い出し、治療中の歯の様子を、舌で確認していたら、「ポロッ」と、何かが口の中に転がりました。手に取ってみると、セラミックのような、クリーム色の固まりでした。間違いなく、詰め物です。すっかり動転してしまい、慌てて歯医者に電話をかけて、どうしたらいいのか、と聞いてしまいました。電話口で対応してくれた歯科衛生士さんが優しく「今日、夕方にきてください」と対応してくれたので、冷静になる事ができました。いや、何故それだけ動転したのかというと、歯科医から「粘着系のものや硬い食べ物は控えてください」と言われていたにも関わらず、こっそり食べていたので、それがこんな結果を招くとは思ってもいなかったのです。せっかく一所懸命に治療をしてくださっているのに、申し訳ない、という気持になってしまいました。そんなこんなで、一筋縄でいかない、という一日でした。