風防に四苦八苦
気が付けば、サクラの花は散り始め、夏到来を予感させるような日射を肌が感じるようになりました。気温25度を記録していたそうですが、そうですね。半袖のTシャツでも汗ばむくらいでしたから。実家の庭先で作業をしていたのですが、午前中はまだ、日向で活動していても耐えることができました。午後からは、帽子を被るだけでは物足りなくて、大きめのパラソルを見つけ出して、洗濯物干しの台座にそのパラソルを立てて、日陰製造プロジェクトを完遂しました。もとより、目的は日陰にあらず。そう、この日も珈琲焙煎に勤しんでいたのです。市販のカセットコンロを使って、屋外で焙煎するのですが、屋外の理由は先日も書きましたが、煙と匂い、そして豆の薄皮が飛散するためです。これは、他の焙煎フリークも悩んでいる事案です。何時から僕が焙煎フリークになったのか、はさておき、屋外でのカセットコンロ使用において、注意事項は幾つかあります。ガスボンベを利用するので、ガス爆発の懸念があります。未使用時に高温になる場所に置かない事と、使い終わったらキャップを装着し、ガレージに仕舞うように心がけています。また、コンロに装着する際に、しっかりと嵌まっているかどうかを確認しなければなりません。また、五徳の上に大きな鉄板を載せて調理するような使い方もNG。五徳を反対にした状態(収納時にそうするようです)でも、コンロ本体に蓄熱され、爆発が発生します。今では、Youtubeでその使用方法や爆発の瞬間を捕らえた映像で公開されていますから、そういった情報を的確にキャッチして、自分の身を護るようにしなければなりません。説明書きは、箱や缶に書かれていますが、具体的な危険のイメージは難しいと思います。動画でどういった使い方をすると、爆発が起こるのか、を見れば子供も理解できます。「百聞は一見に如かず」。そうそう、それと、2台のコンロを並べて使用することも危険ですね。お互いの熱が伝わり、爆発します。時々、飲食店で鍋料理などにカセットコンロを出してくる場合があります。その使用方法に誤りがないか、入念に確認するべきでしょう。10分くらいで片付くならば、あるいは大丈夫かもしれませんが、その保証は何もありません。火の無いところに煙は立ちませんから、安心して調理できる環境を確保することが先決ですね。そうそう、屋外でのカセットコンロ利用で悩まされるのが「風」です。一応、衝立を2方向に立てているのですが、如何せん、火が煽られてしまいます。熱効率が下がるだけではなく、火力を確認するのも難しいので、何とか対策をしたいのですが、4方向を塞ぐと僕の手が入りません(ジョークです)。まだまだ試行錯誤しなければなりません。そして、僕よ。肝心の焙煎が進んでいないのは気のせいではあるまい・・・