スポーツ

飾れない彩(いろどり)

娘たちは1週間に1度、スイミングスクールに通っています。そのおかげで、お風呂で水を怖がらなくなりました。これが非常に驚きましたそんなに簡単に克服できるものなのか、と。スイミングスクールに入る前は、少しの水が顔にかかっただけでも大泣きでした(当時4歳の次女の話ですが)。他にもメリットはあるのでしょうけれど、デメリットもあります。それは子供だからかは不明ですが、中耳炎になりやすいようです。今年だけで2回は患っています。先日も中耳炎と診断されたので、プールはお休みしたそうです。毎月固定額を支払っているのに加えて治療費まで取られるので、痛手ではありますが仕方がありません。僕は自分の不精が祟って歯医者に通う羽目になってしまいました。人の事は言えません。腰を据えて、しっかりと治療していく所存です。それが家族のためですから、という歯が浮くようなセリフを口にすると、余計に歯茎の治療が長引くような気がします。沈黙は金なり、という教訓はこの辺りから学ぶことになります(ちょっと違う?)。長女は一時、スイミングスクールにはもう行きたくない、と宣言したのですが、1週間後には何事もなかったかのように、泳いできました。現金なものです。プールの施設まで行ってしまえば、友達がいるから一緒に遊びたい、という欲求が自然に生まれてくるのでしょう。その気持ちはとても理解できます。そういう友達がいれば、お互いを刺激しあい、研鑽し、それらがよき思い出となるでしょう。多くの友人を作る必要はないと思います。少なくてもよいから、思い切り遊べる関係が好ましいと、個人的には考えています。子供に押し付けるつもりはありませんが、今のところ、上手に遊んでいるな、という印象です。何よりも、笑顔や笑い声が響けば、空間を明るくしてくれます。飾らない彩(いろどり)、とでも言うのでしょうか。否、飾れない彩のほうが精確ではあります。しかし、前者は響きが美しい。そこで敢えて後者をタイトルにしました。この辺り、ひねくれております、おかげさまで(誰に対して?)。今日も短いですが、これくらいのほうが書きたい事をスパッと書けますから、合理的かもしれません。そんなことは読む人にとってはどうでも良いのですが、よしんば独り言ではあるまいか、と自覚していますから、どうかお気に召さないように。間違えました。お気に障らないように、じゃなくて、お気になさらないように。いい加減な事を書いてしまう両手です。意思とは無関係ということにしておきましょう。

プールサイドの上座?