雑談

慣れという油断

今日は朝から晴れ間が見えて、少し気分も明るくなりました。久しぶりに爽やかな日を迎えることができるのかな、と思いきや、正午過ぎから、小雨がパラパラと踊りだし、間もなく100mm/時間を超えるようなスコールになりました。それが1時間ほど続きました。工場の排水用ピット(貯水場)が、その1時間で溢れかえりそうになりました。ピット内にはポンプがあり、一定の量になればポンプが水を汲んで排水設備に送るので、10mm/時間くらいであれば、ピットが一杯になることはありません。今日のような、瞬間的な大雨はピットが溢れかえる可能性が非常に高い。2、3時間同じペースで降り続ければ、間違いなく溢れることでしょう。工場は早めの対策を講じなければ、近隣に迷惑が掛かる可能性があります。工場の外は国道があり、その国道の向こう側は1級河川が流れています。そこに流出したら、大問題になります。現状、それを危惧する声はちらほら出ているようですが、具体的な行動には移されていない模様。大丈夫でしょうか。やや不安が残ります。そうそう、今日はフォークリフトを運転している時に、あわや大惨事になりかねないミスを犯しました。荷下ろしをするために、フォークリフトでスロープ(傾斜のある通路)を荷下ろし用のコンテナと同じ高さまで 上がり、荷物を爪で持ち上げて、またスロープを降りてくるという作業をしていました。そのスロープを上がる時、突然大きな衝突音と共に、フォクリフトが少しジャンプしました。僕は何が起きたのか、全く判らず、とりあえずケガは無かったので安心しました。周囲の作業員に、何が起きたのか、見ていたか聞いたら、ちょうどその瞬間は見ていなかったようです。 恐らく、フォークリフトの爪が、スロープに引っ掛かり、 その衝撃でフォークリフトが浮いたのでしょう。しかし、スロープを上がる時、僕は何となく爪先を見ていたのですが、当たった映像は残っていません。それが、余計に怖い。現状を見るに、他の原因は考えられないのです。自分が「大丈夫」と判断しても、それが誤りだと気付くのは、事後になる場合もあり、その際は重大な事故になりかねません。とても怖い思いをしました。誰も巻き込まなくて、幸いでした。こういう事があると、作業の甘さを見直す必要が生れ、より安全側の行動を取らなければなりません。肝に命じておきましょう(→僕に言い聞かせています)。