ピンクの湖とブルーの海たち
もう海は見飽きたでしょうか?いえいえ、まだ海らしい写真は1枚も出していません。ここからが本番です(今までは練習?)。まず1枚目。
ピンクレイクと言われる湖で、海ではありません。いきなり躓いた感じですが、パッと見は海ですよね。しかし、エスペランスといえば、このピンクレイクは外せない場所です。写真では、仄かにしかピンクがかっていませんが、上空から見ると、異様なほどピンク色に見えるらしいです。なぜ、ピンク色になるのかというのは、塩湖に生息する藻類の色素が影響しているという説があります。真偽のほどは定かではありませんが、幻想的な景色を演出してくれるのは間違いありません。同様の塩湖が世界には数か所あるみたいですね。これを最初に見た人はどんな感想を持った事でしょう。真っ赤だと少し怖いですが、ピンク色ならばメルヘンチックで良いですね。続いては、2枚目の写真です。
通りすがりの海で撮影しました。この澄んだ海水の色が何とも言えませんね。日本の(東海地区の)海水浴場は、正直綺麗とは言い難いです。全てを見たわけではありませんが、水晶浜、白浜などは、人間が多すぎて、ゴミも散乱し、水も汚れてしまったのでしょう。子供を連れていくなら、川の上流の方が、安心できます。もちろん、鉄砲水などには最大限の警戒が必要となります。とりあえずライフジャケットを着用させて遊ぶように教えました。娘は二人ともプール教室に通っているので、水を怖がることは無くなりました。以前は、お風呂のシャワーのお湯を顔にかけるだけで、大泣きしていたのですから、成長したものだ、と感心していたのですが、それでは親バカ丸出しだということに、たった今気付きました。しかし、親心とは、子供の安全が第一でありましょうから、水に慣れるという事は、決して悲観的になる必要はありません。泳げないよりは、泳げた方が良いに決まっています。慢心せぬよう、注意は怠らないつもりです。この写真のように、遠浅で遊べる湾が近所にあれば、暑い日はのんびりと過ごせそうですね。続いての写真も通りすがりです。
岩の形が面白いと思い、眺めていました。岩に大きな穴がありますが、動物の頭蓋骨の目の部分に見えます。強いて言うなら像です。どうやって、あの部分に穴が空くのか、不思議です。そして、注目するのが、砂です。非常に粒度の細かい砂で、「鳴き砂」と言うそうです。濡れている場所を歩くと、「キュッキュッ」と音がします。この鳴き砂は、オーストラリアの幾つかのビーチで見ることができました。日本でも、各地に存在するようですが、一度も見たことはありません。東海地区は比較的粒度が粗い砂が多いのかもしれません。そして最後の1枚です。
こちらも砂は細かく、見晴らしも素晴らしい場所です。4枚の写真を見て思う事は、人が少ないということです。水泳は可能(塩湖は無理ですね)な季節ですが、これほどの美しい海で泳ぐ人はほとんどいないのです。平日だから、という事はもはや関係ない事でしょう。週末でも、日本のビーチのような混乱に近い情景は、見ることはないでしょうね。20代の頃は、海に遊びに行くのが夏の楽しみでした。しかし、海で何をしていたかと言えば、サンオイルを塗って、泳いで、休憩して、また泳いで、寝て、真っ黒になって帰りました。片道2時間以上です。朝早く家を出発して、夜は遅くに帰って、とにかく紫外線を浴びたという事実を顧みることがありませんでした。今では、恐ろしくて近づけません。いえ、近づくことはありますけれど、水着で1日中、日光を浴びるほどの体力はもう残されていません。危険を感じますからね。程々に、気分を味わう事ができれば良いです。大きなボリュームで音楽を鳴らして、お酒を飲み、騒いでいる人達が大勢いますが、出来るだけ、静かに海を眺めたいものです。子供達は、遠い海より、近くの川の方が好きです。ドライブがそもそも楽しくないのでしょうね。時間の無駄だと感じることでしょう。至極、正論だと言えます。さて、同じような内容が続いてしまいましたが、海を満喫できるエリアとして、オーストラリアのエスペランスという町が存在するという事を紹介させていただきました。