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日曜大工
とても良い天気に恵まれました。朝から晴れ渡り、温かい日差しが夕方まで続きました。ただし、気温の上昇に伴い、午後から風は強くなりました。しかし、薄着でも耐えることが可能なレベルでしたから、春が近づいている証拠なのでしょう。気付いたら2月の中旬。早いモノです。冬の寒さは、慣れたころに終わるのですが、夏の暑さは慣れる事がありません。日本で最高気温を記録する町が隣にありますからね。それでなくとも、各地で記録的な猛暑を毎年経験する羽目になっています。温暖化の影響でしょうか。それとも、太陽に地球が接近しているからでしょうか。いずれにしても、今後この地域では、寒さよりも暑さが厳しくなっていく事が予想されますから、夏をどうやって乗り切るのかを考えていかなければなりません。室内であれば、エアコンの利用。屋外であれば、日陰を見つける事。そして水分補給ですね。冬でも脱水症状の危険性はあると聞きますが、夏と比べるまでもないでしょう。さて、日曜日で天気は晴れ。こんな気持ちの良い時は、思いっきり身体を動かすのが一番、だと昔は考えていました。今ではそうは思いません。しかし、DIYをやったら、たまには良いものだな、と感じた一日でした。兄弟3人で、実家の倉庫の掃除をしたのですが、棚が必要だ、という事で、次男の兄が大工さんなので、彼の指示で壁に棚を据え付ける作業をしました。段取りは、全てプロに任せて、「あれやって、これやって」という指示に従って作業を進めるのですが、どうやら不器用な僕は、材料を固定する位置がやや斜めになったりしていたようで、「これはちょっと斜めだな~」と指摘されるまで全く気付きませんでした。やはり、そういう仕上がりをパッと見て気付くのはプロとアマの違いなのですね。道具の使い方も、教えてくれました。しかし、いかんせん素人ですから、作業がとても遅いのです。昼食を終えた後に、冷静に残りの作業量を考えてみたら、とても1日では終わらないな、と思いました。監督者の次男は、時計を見ながら、テキパキと作業と指示を繰り返していたので、彼を信頼して、指示通りに作業を繰り返すだけでした。すると、午後5時頃になると、ようやく目処がついてきて、一安心。何とか目標の作業を終える事ができました。これは一重に、監督者のリーダーシップが素晴らしいと言うしかありません。良い経験となりました。兄弟3人でモノ作りをするなんて、初めてのことです。3人とも中年のおじさんですが、(少なくとも僕は)気持ちは幼少期のようでした。こういう時間は、思い出として残ることでしょう。