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時には子犬 時には怪獣
タイトルから、子供の事を想像された方もいらっしゃると予想しますが、その通りです。常に、子犬に接するようにしていられたら、楽なのかもしれませんが、なかなか、そうはいきません。もちろん、環境によってちがうのでしょうが、うちの場合は、現在7歳と4歳の姉妹で、モノの取り合いで揉めることが多いです。女性同士だから、穏やかなケンカかと言えば、もちろんそんな事はありません。例えば、長女が本を読んでいると、次女が「その本、私も読みたい。」と、言い出すのです。長女は、読み始めたばかりなので、「今は、私が読んでいるの!」と、あしらうのです。これは、非常に正論なのですが、次女には通用しません。「読みたい!」と、何度も繰り返して叫び、泣き始めるのです。このようなやり取りが、1日に何回もあります。そのうちに、「またか・・・」と、呆れてしまいます。みっともないので、止めなさい、と言っても、もちろん通用しません。ただ、甘やかすと、同じことの繰り返しになるので、駄々をこねる時は、なるべく放っておくようにしているのですが、たまにイラっとして、反応してしまいます。まだまだ修行不足だな、と自分に嫌気が差します。親として、こうじゃなきゃいけない、というのは特に無いのですが、子供に対しても、敬う気持ちは忘れないように心掛けてはいます。幼いとはいえ、同じ人間ですから、そこは間違えないようにしようと考えています。世の中には、親の言う事は絶対、という考え方もあるようですが、それは、親の行動が反映されているかどうか、が重要です。例えば、親がいつも家でテレビばかり見ているのに、子供に対して、「宿題やりなさい。」「片づけなさい。」とか言っても、説得力がありません。子供は賢いので、それくらいは見抜いています。親の背中を見て育つ、というのは、そういう事だと思われます。子供に行動で見せる事が、一番の教育であるように感じています。ただし、安全に関しては、時には、強く言わなければなりません。道路を横切る時に、止まらずに突っ込んでいくので、非常に危険です。そういう危険に対しては、行動よりも、言葉の方が伝わりやすいようです。もちろん、様々な方法があって良いと思います。今なら、インターネットで、事故の動画がいくらでも閲覧できるので、そういう「リアル」を見せるのは、非常に有効であると考えます。子供にそういう過激な(と大人が勝手に思っている)場面や、暴力的な場面を見せることに反対する声もあるようですが、僕は逆だと思います。幼いころから、そういう(交通事故が発生したり、戦争の)状況を知っておくほうが、危険から逃れる、という意味では、有益であると考えます。確かに、刺激は強いかもしれませんが、そういう動画を高校生になってから見たからと言って、刺激が弱くなるわけではありません。大人が見たって、怖いものは怖いのです。子供に多少は嫌な思いをさせることになるでしょうが、それが安全につながるのであれば、子供の、ひいては人類の「未来」へと繋がるのではないでしょうか。少し飛躍していますか?とはいえ、子供のエネルギィには、本当に参ることもあります。タイトル通り、怪獣のように見えることもあります。ウルトラマンになって、戦うにしても、3分間では勝ち目がありません。そうですね、1時間は必要です。子供たちは、出来る限り、感情表現を抑制できるように育つと良いのですが、まあ、僕がこんなですので・・・奇策として、イラっときたら、物凄く丁寧な言葉づかいで物腰低く接してみようかと考えていますが、実行には、少々、修行が必要ですね。関係ありませんが、昨日は母の誕生日だったので、シャボンフラワーという、石鹸で模られた花を贈りました。このシャボンフラワーは今年、初めて見ました。石鹸とは思えないほど精巧に作られています。お店の人に「どうやって作るのですか?」と尋ねたら、「多分、手作りです。」とのこと。機械で作るには、少々、手が込んでいますね(微妙な表現)。昨年は、プリザーブドフラワー(Preserved flowers)を贈りましたが、これについて、少し勘違いをしていて、「ブリザードフラワー(Blizzard flower」だと思っていました。製法が、冷凍保存みたいなものだと連想していたのですが、全く違いました。いやあ、油断大敵ですね。写真は、ジャカランダという花です。もちろん、生花です。
ジャカランダ