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    途切れた雲の行列

    昨日は、久しぶりの降雨でした。しかも、かなりの量でした。雷も鳴りました。風も強かったですね。風速10m/Sくらいはあったのではないでしょうか。季節外れの木枯らし、というのでしょうか。日本語には、風を表す言葉が豊富にありますね。検索してみたら、259種類の言い方があるそうです。面白い名前では、岩おこし、おぼせ、オロマップ、黒南風(くろはえ)、強東風(つよごち)、まじ(真風)などがありますね。地方特有の呼び方があるので、これほど多いのですね。全国共通では、100種類くらいでしょうか。数えていないのでわかりませんが・・・風以外には、例えば、雨の降りかたを表現するにしても、しとしと、パラパラ、小雨、大雨、ざあざあなどがあります。意外と、日常で使われていますよね。しかも、適切に、です。豊かな国ニッポンとは、このように表現が豊かなことでしょうか。違いますね、多分。あっ、そうか。美しい国ニッポンでしたか。う~ん、ニッポンは美しいのですか。四季折々の風景のことですね、きっと。美しさとは、あくまで主観なので、このように他国に向けて発信する時は、誰がそう思っているのか、という事になります。陛下でしょうか?総理大臣でしょうか?少なくとも、国民全員の総意ではないですからね。僕のように捻くれた性格の人間もいますし。一部分だけを切り取って、美しい、とアピールするのはいかがなものかと。いえ、自身が楽しむ分には、それで問題ないのです。もっと卑屈なユーモアが欲しいですね。せわしない国ニッポン、とか、囲炉裏端会議ニッポンとか、すいませんニッポンとか、形にこだわるニッポンとか、いくらでも候補はあります。このような表現のほうが親しみが持てるのではないでしょうか。という訳で、とにかく雨が久しぶりに降ったのですが、もう少し、優しく、均一に降ってくれると助かる農家の皆さんがいることを、雨雲は考えてほしいですね。日本の上空を通過するにあたって、それくらいの配慮は必要だと思われます。こんな事を言っても無理でしょうけど。自然の厳しさとは、美しさと相対的であります。包括的ではありません。

    雨上がり

    写真は、雨上がりの朝の模様です。雨上がり、というだけで、何だかワクワクが止まらないですね。しかも、出勤時は、傘を広げる必要もありませんでした。雲の隙間から、青空が顔を覗かせています。雲は、太陽の光を浴びて、プラチナのように輝いています。自然は様々な表情を見せてくれます。それを見て人間は、一喜一憂したりしています。その関係は、決して希薄なものではなく、おそらく人類の誕生から変わらずに続いているものでしょう。自然の顔色を窺っても晴れ間が現れることはありません。どれだけお願いしても、夏に雪は降りません。まずは、ありのままを受け入れる、という事から始めなければなりません。これは、人間の持つ美しさであり、愛情であります。慈しむ、という言葉がそうですね。そうそう、誕生日プレゼントは、娘から手書きの絵をいただきました。B5のコピー用紙に、ケーキが描いてありました。僕にとっては、プライスレスな贈り物です。それと、手作りのチョコマフィンもいただきました。もちろん、コーヒーと一緒に味わいました。幸せなひと時ですね。こうして、モニタに向かってキーボードを叩いている自分の姿は、ときに滑稽ですが、文章を創作するというのは、写真のように、雨上がりの晴れ間を探すような、そんな行為だと感じています。