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ポケベルが鳴らなくても結構です
苦手なものというのは、なかなか意識的に克服しようとしても、難しいものです。僕は、電話で話す、という事がどうしても好きになれません。身内の電話は、気兼ねなく話すことが出来るからか、気になりませんけれど、会社での電話番(一月に一回ある宿直業務です)で、相手が何を言っているのか、聞き取れない事が多々あります。これは、僕が難聴であることが、主な要因なのですが、あの電話の電子音がなると、鼓動が早くなり、胃をギュッと握り潰されるような感覚に襲われます。何時も心の中で「頼むから、電話をかけてこないでくれ」なんて、都合の良いお願いをしているのです。なんと不義な社員なのでしょう。お客様からの電話もロクに取り次ぎできないなんて、話にならない、と言われた訳ではありませんが、そう言われても仕方の無いほど、出来ないのです。ちょっとしたパニック状態になっているのかもしれません。ついつい早口になってしまい、言おうとしている事が上手く発音できなくなります。これは何とかしたいですね。自分の事なので、自分で何とかすれば良いのですが、冷静になれないのです。トラウマかな、と過去を振り返ってみましたけれど、思い当たることはありません。聴こうと集中すればするほど、音が拾えないなんて、ちょっと悲しくなりますね。ピアノを練習している時は、全くそんな事を気にしていなくて、音が外れたら判ります。そういう単純な音を聴くときとは、耳の使い方が恐らく違うのですねぇ。健康診断で聴力を測定しますが、何時も問題は無かったと記憶しています。まあ、仕事だと割り切ってやるしか無いですね。恥をかく事も多々ありますが、あまり気にしないようにするのが精神衛生上もっともよろしいのではないでしょうか。取り次ぎを失敗したから給料が減った、なんて事は今のところ無いので、これからもどんどんミスしていこうと思います(開き直りました)。日中の暑さが日増しにキツくなっているような気がします。経口補水液を飲むのが、最も熱中症対策には良いのでしょうけれど、いかんせん高級です。僕は粉のポカリスエットを何箱か買って、会社で水に溶かして飲んでいます。ただ、消費量がかなり多いので、すぐに粉が無くってしまいます。大きい入れ物に入れようかな、とは考えたのですが、冷えた水を調達するのも(会社では)難しいのです。食堂に行けば、給水機があり、お茶、ポカリ系の水、水と、三種類から選択できます。ただ残念ながら、作業場から遠いのです。自販機もそこにしかありませんし。自動販売機のメーカーさん、チャンスですよ!
ナチュラルな遊び心