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冬の空は澄んでいるのか
午後から晴れてきたので、娘二人と近所を散歩しました。気温は最低が氷点下くらい、日中は10℃以下、といった日々が続いています。寒いのは苦手ですが、暑いのはもっと苦手。なのでどちらかと言えば、冬のほうが良いですね。ただし、景色を眺めるなら、圧倒的に冬の勝ちですね。遠くの山がくっきりと見えます。冬の中でも、最も視界の良い時は、その山が近くに感じられます。そんな景色を見れたとき、「ああ、幸せだな。」と思うわけです。空気の透明度というのですか、その指標を10段階(0→視界悪い、10→視界良好)とするなら、今日は9くらいですね。透明度が高ければ、幸福度も高くなる。単純な思考ですね。しかし、そんなシンプルさが良いのです。では、視界が悪い日は、不幸なのか、というとそんなことは全くありません。他に幸せな事は見つかるはずです。僕の場合は、ピアノの練習をしたり、知らないことを学んだりすると、幸せを感じられます。後は、コーヒーを飲んでいる時もそうですね。そうそう、コーヒーは生豆を購入して、自家焙煎しています。焙煎作業は、決して幸せではありませんね。むしろ、苦痛かも。なぜなら、焙煎具合を気にする必要があるので、作業中はストレスがかかります。香りが非常に良いのですが、それも焙煎度合いの指標なので、楽しむというよりは、嗅ぎ分ける、という作業になります。と書くと、プロの焙煎士みたいですが、全くそんなことはありません。素人が、どうしたら安くておいしいコーヒーが飲めるか、という事を考察した結果、自家焙煎にたどり着いただけのことです。それもまだ初めてから1年半くらいでしょうか。まだまだ伸びしろは十分にあると考えられるのは、小さな幸せですね。この幸せという言葉の定義は、人それぞれですが、中には他人に「幸せって何?」と問う方もいらっしゃいます。それは決して悪い事ではないですよね。だって、自身の現状を客観的に把握しようとしているのですから。(人間的に)成長するためには必要な要素だと思います。僕がもし、幸せとは何か、と問われたら、今なら、「少しでも自分の好きなことをできるという現実」と答えるでしょうか。よく意味がわかりませんね。でも、そんな感じに捉えています。抽象的で良いのです。なんとなく、幸せ。それが一番大事なのです。