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エントロピィとエンタルピィ
天気はほぼ曇りで、時々雨が降っていました。そのおかげで、日中は過ごしやすい気温でした。仕事は通常モードです。とはいえ、5日間のブランクは大きく、階段の昇降で体力をかなり奪われました。毎日、よくやっているな、と自分に感心しました。欲を言えば、フラットな作業場にしてもらいたいものです。他のグループでは、同じような工程がありますが、フラットになっています。膝への負荷が大きく軽減するでしょう。僕の工程では、1階から2階のステージまで階段が20段あります。その階段を1日あたり20往復します。つまり、登り200段、下り200段の仕事です。もちろん、続けて往復するわけではありませんから、部活動などに比べたら、軽いものです。しかし、おじさんには辛い。もう午後になると、太ももがパンパンに張って、膝はガクガクし始めるのです。鍛え直した方がいいのかもしれませんね。さて、熱エネルギィについて、参考書を見ると、必ずエントロピィという単語が出てくるようです。さらに、全く意味の異なる単語でエンタルピィというのもあります。最初は、発音が違うだけじゃん、と思ったのですが、ローマ字で書くと綴りも違います。前者は”entropy”、後者は、”enthalpy”です。エントロピィは「不確かさ」や「乱雑の度合い」を表します。エンタルピィは熱エネルギィの量です。とってもややこしいですね。多分、英語で聴いたら、聞き分けることは僕には無理でしょう。火力発電では、ボイラを使って水を蒸気にかえ、その蒸気を過熱器でさらに高温にして、タービンにあてます。タービンは蒸気の膨張により、エネルギィを受けて回転し、その先の発電機にて発電を行います。タービンで使われた蒸気は、冷却され、また水に戻り、再度ボイラに送られます。このサイクルの効率を考える時に、熱量はとても重要になります。なんだか真面目っぽい話になりました。今日はここまで。