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土台が少し高くなった
いよいよ7月に突入します。何か特別な予定があるわけではありませんが、心機一転。新たな挑戦の日々が始まる事となりました、と自分に言い聞かせてみました。具体的には、ピアノの楽譜を買いました。今までは、入門的な楽譜であり、弾きやすいように手を加えられたものを使用していました。そろそろ原曲の楽譜が見たいなあ、となんとなく思い、アマゾンで検索していたら、1600円で50曲収容されているモノがあったので、自分へのご褒美のつもりで購入に踏み切りました。先日記事で書いた、ネットワークに接続する記憶装置は、家族の写真やビデオの保存が目的であるため、そういう投資に関しては、躊躇する事はありません(ポイントで無料だった、というのはたまたまです)。しかし、こういう自分の遊びに関しては、少し考えてしまいます。別に悪いことをするつもりではないし、何も後ろめたい事はないので、堂々とすればよいのですが、何故かコソコソとしてしまいます。肝っ玉が据わっていないし、小心者だし、小柄だから、という理由が考えられます。日本男子の平均身長が170㎝だと言われていますから、165㎝の僕は小柄で間違いありません。その事実は中学校から受け入れています。中学校ではバレーボール部だったので、身長の高低に敏感になっていました。毎日、無理にでも牛乳を飲みました。それが善い影響を与えると信じていたからです。しかし、それが報われることはなく、むしろ、身体的な成長は中学校2年生でピタッと止まり、今に至ります。バレーボールでアタックを打つ時、打点が高いほうが当然有利になりますから、身長が5㎝高ければ、腕も1~2cm長くなる可能性があり、それだけでも打点が7cm高くなるのです。これは大きいですよね。残念ながら、色々と伸び悩んだまま大人になってしまいました。しかし、今では身長の事など全く気になりません。娘たちが高校生にでもなれば、僕よりも長身になり、上から目線で見られるかもしれませんが、それでも問題はありません。もう心の準備はできています。備えあれば患いなしです。それで、ピアノの楽譜の話でしたが、早速、自分の知っている曲から「エリーゼのために」を選択し、楽譜をさっと眺めてみました。やはり、原曲は違いますね。これこそ、作曲家の思想がそのまま込められている「意思」ともいえるものです。YOUTUBEで検索し、曲調を耳で確認したのち、トライしてみました。「ああ、そうか。こんなメロディだったな」と、何か懐かしさを感じつつ、譜面を少しずつ進みました。まだ始めたばかりですが、楽譜を購入してよかったと既に満足しています。この満足はあくまで購入意欲に対してです。ピアノの腕に関しては、満足することは無い事でしょう。しかし、続けていけば、弾ける曲が増えていくので、それが「成長」というものであり、分かり易い成果物ですから、はりきっていきたいと思います。