• 哲学?

    フードだらけのテレヴィジョン

    毎日、うだるような暑さが続き、身も心もとろけてしまいそうですが、かろうじて原型を留めているような感覚になります。僕だけかもしれませんけれど。明朝は久しぶりに雨が降ったみたいですが、焼け石に水程度の量でした。台風の影響かもしれませんが、農家は干ばつと大雨と台風被害で大変でしょうね。ビニルハウスがあれば大丈夫なのでしょうか。気候が変われば、作物も変わりそうなものですが、技術を駆使して同じ製品を提供している日本は凄いな、と感じます。素晴らしいかどうかは判断に困りますね。ただ、食べ物を提供していただいているので、感謝は絶えません。子供たちにそのありがたみを伝えようとしても、なかなか難しいものです。世の中には、食べ物が無くて困っている人が大勢いる、という話をしても、その話自体は記憶するのですが、イメージが湧かないように見受けられます。理由は、目の前に食べ物があるからでしょうね。「残さないように。食にありつけることに感謝をしなさい」と、何回か話しをしました。また、YouTube で飢餓を訴える動画がありましたので、それも見せたことがあります。しかし、それを「現実」として受け入れることがないようです。ただ、冷静に映像を観ることができたので、その点に関しては良かったと思います。子供だからといって、戦争の話を遠ざける、あるいは世界で起きている悲しい事件を見せないようするというのは、過保護というか、子供を馬鹿にしているのではないか、と心配になります。大人の思い込みだけで、根拠のない押し付けばかりでは、子供たちにとって窮屈な世の中になることでしょう。子供にスマフォで動画やゲームで遊ばせて、自分は好きな事をするという子守の方法に、警鐘を鳴らす記事がときどき書かれていますが、別によろしいのではないでしょうか。問題は、危険性を認識しているかどうかでないかと。例えば、スマフォ本体の発熱。充電しながら操作をすると簡単に発熱します。機種によっては、50度を超える場合もあり、低温やけどの恐れがあります。また、スピーカの音を最大にすると、耳に近づけた状態では鼓膜に悪影響を及ぼすことは容易に想像がつきます。あとは、バッテリィの爆発ですね。この夏のような気温で、公園の日向でスマフォを持たせて遊ばせるような事は絶対にいけません。万が一の可能性を考えて、取り返しのつかない事故は、避けるのが賢明です。安全を確保し、スマフォを渡して、子供の動向を見守るのであれば、別に良いではありませんか。子供から目を離すのであれば、なるべく安全を確保してあげることが、後の災いを減らしてくれることでしょう。こんなことを書いておいて、実は子守をほとんどしていないと言ったら、炎上しますか?いえ、奥様に感謝をしているのです。子守は本当に大変ですからね。さて、日本昔ばなしは今でもテレビで放映されているのでしょうか。道徳的な内容で、面白かったと記憶しています。みんなで共通の物語を見なくなりつつあるので、良心を形成するようなお噺も、多様化していることでしょう。それから予想されるのは、他民族的な集団になっていくということかと。そういう意味では、昔は良かった、と言う部分もあるのかもしれません。

    子を遊ばせデートする親鳥