• 哲学?

    後輩の問に答える

    久しぶりに4時間の残業をしました。17時半頃に、会社の自動販売機で菓子パンとカフェオレを買って臨みました。食べなくてもこなせるとは思いますが、あまり神経をとがらせて労働するのは好きではないので、食欲を満たすことにしたのです。甘いモノの組み合わせですから、多少は疲れていたのかもしれませんね。おかげで、しっかりと落ち着いて作業を終える事ができました。単なる資料作成ですから、効率よくやれば早く終わるのでしょうけれど、僕は客観的にみて、不手際が目立つやり方をしていると思いますから、時間がかかってしまいます。後から「ああ、あれはこうすれば早かったのか」などと、思いついたりしますが後の祭りですね。そして、次の機会には、その方法を忘れてしまうのです。なんとも不合理なものです。こればかりは、システムのせいにできません。明らかに自分に非があるからです。資料作成は主にエクセルを使いますが、いくらエクセルの機能を知っていても、資料のデザインをしっかりと定めて作成しなければ、無駄なことばかり行ってしまいます。例えば、集計する必要のない項目について、一所懸命に集計していたり、入力が楽になる様に関数をそこら中のセルに入力したが、仕様が変更になり、後から全てのセルの変更を余儀なくされたり、どちらかと言えば、良かれと思って行った作業が、全て裏目に出るのです。これは、昔からそうですが、何を作るのか、しっかりと定めていないからこうなるのです。成長しないものですね。会社の後輩が、ワーキングホリディについて、聞いてきました。初期費用はどれくらいか、例えば半年間で何を学べるのか、人間的に成長できるのか、などです。まず初期費用については、多いほうが良い、と答えました。これは当たり前の話で、可能性が広がるからです。半年間で何を学べるのか、という問いに対しては、何を学びたいか、という目的を明確にすれば、自ずと見えてくるものです。そして人間的に成長できるのか。これは難しい問いでしたが、正直に「判らない」と答えました。それは、成長をしたかどうかは、それほど重要ではないと思うのです。自分がそう感じれば、そうなのかもしれませんが、客観的に見れば、大きな変化は起きないと思います。変化するのは、どちらかと言えば、本人を取り巻く環境ではないかと。日本から半年間海外で生活し、また日本に帰国するのですから。つまり、刺激的ではあると言えます。その刺激を糧に、何か始めるきっかけになれば、良い経験となることでしょう。決して悪い事ではないので、後輩がワーキングホリディに行こうと決意したなら、応援してあげようと思います。少なくとも、成長しようと模索している姿は、素晴らしい。僕が彼と同じころはそんな前向きではなかったと記憶しています。さて、どうなるのかお楽しみですね。