• 雑談

    君は教師 僕はキョンシー 

    10月10日はテンテンの誕生日です。テンテンとは、キョンシーシリーズに出演していた主演女優(子役?)です。10歳くらいにそのビデオを観ていましたから30年前の記憶ですね。その時はテンテンという名前にそれほど執着していませんでしたが、今になって思えば、誕生日を英語読みした、いわゆるジョークなのですね。キョンシーシリーズは、確か教会に行った時に、みんな(5、6人)でテレビの前に集まって、静かに観ていたと記憶しています。教会でキョンシーのビデオを観るというのは、なかなか洒落た行動のように思えますが、当時は誰も疑問に思わなかったことでしょう。他には、ジャッキーチェンのビデオを観ていましたね。ブルース・リーも観ました。その頃自宅ではテレビが映らなかったので、1週間に1回のお楽しみという訳です。それくらいの頻度であれば、テレビも新鮮で良いモノだなと。いえ、当時は何も考えていませんでしたけれど。ジャッキーチェンの映画では、最後に撮影風景が流され、それがとても面白くて好きでした。ほとんどはミステイクで、ミスの後の笑顔やアドリブがお茶目でした。しかし、高いところから飛び降りるシーンのミスなども流され、ジャッキーチェンが、明らかに負傷したのが判るのです。「こうやって作品が産まれるのか」と子供心ながらに感動したものです。そうやって裏の部分を魅せるのは、美徳に反すると考える人もいるでしょうけれど、僕にとっては「人間らしさ」が垣間見えるので、安心します。日常会話において、誰もセリフを噛まずに流暢に話す事なんてありえないですよね?そういう部分が不自然に感じるので、映画を観る時は、「日常」とはかけ離れた世界観だと意識しています。キョンシーシリーズも、確か撮影風景が流されていたと記憶しています。キョンシーが普通の人間に戻る瞬間が面白かったです。逆に、そういうシーンを観なかったら、怖くてトイレにも行けなかったかもしれません。ジョーズという映画を観た時、中学生でしたが、あまりの怖さに眠りに就けず、布団を持って両親の部屋で寝ました。目を瞑ると、あの口を開けたサメが襲ってくるシーンが浮かび上がり、夜中まで起きていたのです。あれは本当に恐怖でした。作り物と判っていても、そういう状況が実際にありえると思うと、現実として認識してしまうのです。純粋な頃でした。さて、パンダにもテンテンという名前の個体がどこかの動物園に居そうですが、定かではありません。パンダを見て、かわいいという人が大勢いますが、僕は正直かわいいという感覚は無くて、疑問ばかり浮かびます。なぜ、あの配色なのでしょう?動きが速い訳ではないのに、あんな目立つ色をして、何がメリットになるのでしょう。相反する色ですから、理由も様々な議論がなされているようです。白毛については、雪景色に同化することができる、という理由。黒毛については、目の周りについては、眩しさを緩和する、という理由。身体の黒毛は、森の中で隠れるのに適している、という理由。それぞれ合理的ですが、それが一つの個体に集まっているので、疑問なのです。あれでスリムだったら、それでもかわいいと思いますか?ヒョウのように、或いはチーターのように素早く動くパンダだったら、かっこいいですけれど。テンテン役の女優さんは、(公開情報によれば)同学年ですから、今日で40歳になると思います(こんな事書いたら失礼かも)。あのキョンシーシリーズは、恐らく今でも根強い人気があると予想します。日本語もお上手みたいですね。何だか他人とは思えない部分があり、たまに偲ぶのです。そういえば、キョンシーにお札を貼ると、動きが止まりましたね。彼らは両足でジャンプして移動するので、直線的にしか移動ができません。そこに弱点があるのですね。しかし、あの異様な動きと姿形は、子供に恐怖心を植え付けるには充分です。娘たちが観たら、どうなることでしょうか。その前に奥様に叱られるかもしれません。それが一番の恐怖か・・・

    キョンシーの弱点は太陽光