• 雑談

    アンチ・ジェットコースタ

    ジェットコースタといえば、アミューズメントパークの目玉アトラクションというイメージが定着していることと思います。もちろん、苦手な人も多数いるでしょう。実をいうと僕は苦手です。観覧車は、高所恐怖症なのですが、何とか乗れます。下をなるべく見ないようにすれば、大丈夫です。大丈夫というのは、耐えることができる、という意味であり、決して楽しくはありません。先日、60mの木登りを体験したという記事を書きましたが、その時は物凄く怖かったのです。しかし、耐えるしかありませんでした。何故なら、奥様がジャイアントツリーの下からずっと見ていましたから。いえ、誤解を招く表現ですね。奥様が怖い訳ではありませんので。あ、これも誤解を招きそうですね。えっと、とにかく60mの木登りは大変でした(無難)。ところで、ジェットコースタという名称は、やや語弊があるようですね。ウィキペディアで検索してみると、「ローラーコースタ」の名称でヒットします。確かに、ジェットコースタと聞くと、ジェットエンジンを搭載していそうな響きですが、実際はそんなモノで動いている訳ではなく、高低差を利用してコースを駆け抜けるような仕組みですね。位置エネルギーを運動エネルギーに変えているそうですが、どこで変わっているのか、と言えば、一番高いところから、落ち始めて、「キャアー!」と叫び始めるころでしょうかね(適当です)。ローラーコースタのコースも様々で、単純に速度を追求したものや、縦の回転、横の回転、というか重力加速度(G)ですね。様々な方向の重力加速度を体験することができます。中には、足を宙釣り状態でコースを回るモノや、寝転がってウルトラマンみたいな恰好で回るのもありますね。結構な事だと思います。事故さえ無ければ、大いに問題ありません。時折流れる、ローラーコースタの事故は、点検不良で発生することが多いように見受けられます。自動車や工場などの設備でもそうですが、点検が如何に重要か、という事ですね。できる限り、プロの視線で点検を受けることが望ましいので、第3者(例えば社外の専門家)にお願いするのが一番です。企業努力として、自主点検を行うのは基本ですが、やはりある程度マンネリしてくると、点検も適当に済ませてしまう部分があるはずです。もちろん、皆が皆、そうだという訳ではありません。中には真面目に取り組んでいる人が大勢いるはずです。最近では、大手自動車メーカの点検に関わる問題で騒がれていました。無資格者に、点検を実施させていた、という内容だったと思います。その辺りは、組織の在り方を考えさせられる部分ではありますが、では僕は完璧な点検をしているのか、と言えば、答えはNoです。なあなあになっている部分は多々あります。例えば、車であれば、エンジンルームはほとんど開けません。取扱説明書には、たまにエンジンルーム内の確認を行ってください、という旨の記載がちゃんとあります。項目もしっかり記されています。それをほとんど行う事はありません。ですから、何か不具合が生じても、僕は現在お世話になっているディーラーの方に文句は言えません。通勤に使用している自転車であれば、チェーンのゆるみ、油気、タイヤの空気、ブレーキなど、日頃から点検すべきポイントですが、特に何もしておりません。これはいけませんね。沖縄で一度、クロスバイクをレンタサイクルした事がありますが、その時、ブレーキの効きがあまりにも良くて、感動しました。時速30kmくらいでも、スムーズに停まれるのです。あの「キーーーーーー!!」という耳を切り裂く音は皆無でした。メンテナンスされている状態を体験できたのですが、その経験が生かされていないという状態ですね。これを機に、心持ちを変化させていこうとお月様にこっそりと誓って、今夜は両手を休めてあげたいと思います(これが本当のメン手ナンス)。

    味わいのあるテーマパーク