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高速道路はゆっくり
久しぶりのお出かけとなりました。奥様と子供二人、義母の5人でイチゴ狩りに行きました。春はようよう、風は冷たく、気温10度付近でも外を歩く時は凍えそうな寒さでした。イチゴ狩りの場所が海岸近くということもあり、風は強かったです。愛知県の南知多に、たくさんのイチゴ農家があるようで、高速道路を降りて15分以内の範囲に、10か所くらいはある感じでした。今日おじゃましたところは、以前にも訪れた農家で、そういう意味では安心して臨むことができました。イチゴの種類は「章姫(あきひめ)」。特徴はよく知りませんが、とにかく美味しいと思いました(表現力に乏しくて申し訳ない)。食べる時に、品種を意識することはないので、他の品種と比較のしようがありません。その点、奥様なんかは、他の品種との違いを説明してくれたりします。「○○(品種名)の方が甘いかな。章姫はさっぱりしている」などと、おっしゃるのです。おそらく5年以上前に静岡県のどこかにイチゴ狩りに行った時の事を思い出しているようですが、それが記憶に残っているということは、素直に素晴らしいと感じました(他意はありません)。長女は練乳をたっぷりつけて食べていました。そのせいか、食べた数は少なかったですね。甘いから当然でしょう。次女も練乳つけて食べていましたが、実はイチゴ狩りで食べるのは初めてです。美味しいと言いながら、5個くらいは食べていました。味わっているようで、しかも大人が大きいと感じるサイズ(最大で長さが8cm、最大直径で4cmくらい)を選んでいたので、5個でも充分だったことでしょう。奥様と義母も各々楽しく召し上がっていたようです。僕は、気付いたらヘタを入れる袋が、ぱんぱんになっていました。おそらく30個くらいは採りましたね。元は取ったつもりです。というのも、最初は参加するつもりはなくて「外で待っています」と奥様に前日に伝えたのですが、申し込み時に奥様がその事を忘れていたようで、人数に入っていました。それなら遠慮なく食べよう、と行動した結果です。イチゴ狩りが終わったら、長女のリクエストでエビフライが有名な食堂に行き、遅めの昼食(早めの夕食)を頂きました。これも美味しかった。アパートから南知多までの道のりは、愛車のナビによると片道150kmほど。100kmは高速道路になります。到着予定時間でみると、所要は1.5時間くらいでした。往復で300km以上。実際に要した時間は、途中コンビニやらサービスエリアなどに寄り道したので、5時間以上のドライブといったところでしょうか。さすがに疲れました。帰りのサービスエリアで仮眠を取ったくらいです。疲れの原因は、やはり精神的な部分からだと思います。久しぶりに長距離運転をするので、緊張した状態が続いたのでしょう。特に高速道路は、スピードが出ているので、慎重に成らざるを得ません。もともと疲れやすいので、対策として高速道路ではできる限り、走行車線を80km(法定速度)で走るように心がけます。次から次へと抜かされていきますが、全く気にしないようにしています。交通事故のリスクは、速度に比例する、という統計データがありますから、自分の行動は間違っていない、と自分に言い聞かせながらドライブしました。走行中に観察していると、左側をゆっくり走るのは、運送トラックが多いようです。事情を詳しくは知りませんが、運送業者は荷物の単価と納期があって、早く届ければ、それだけドライバの時間的拘束は短くなるように想像します。つまり、高速で早く走ったほうが利益率は良いはず。しかし、それを実行しないということは、そうしなくても良いシステムが組みあがっているとか、リスクを避ける事を優先しているのだと考える事ができます。個人的に、とても評価できる考え方だと思います。そういう心構えが、ひいては社会全体のリスクを低減するのだという事を、ドライバは認識するべきですね。自動車学校で習うのでしょうか。
テトラポットが好き