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はにかみ音頭でエンヤコラ
連日のように35℃以上の猛暑日が続いていますが、日々、体感は全く異なります。また、時間帯によっても変わってきますね。午前中は、日差しはとても強いのですが、カラッとしていて、そこまで不快に感じることはありません。気温は朝8時の時点で30℃を超えているという、何とも南国な数字ですが、この状態をリゾートと捉えることができる人は、なかなかの強者でしょう。大抵の人は、異常気象として捉えています。南国に憧れていたのに、いざ、同じような気候になると、尻込みしてしまうのですね。日本人は恥ずかしがり屋なのでしょうか(嫌み?)。それで、午後になると、日差しよりも、湿度が気になります。汗が噴き出てくるようになります。服が汗で濡れて纏わりつくようになり、非常に不快指数が高くなります。汗が気化熱で体温を奪ってくれるはずなのですが、風が吹かないと、その恩恵をあまり受けることが出来ないのではないか、と思います。作業時に、屋外に扇風機を置いて作業する場合がありますが、温風に晒されるだけで、はっきり言って無くても良いではないか、と思ってしまいます。夕方になると、暑さが和らぎ、汗が噴き出るような事はありませんが、日中の熱が建物や地面に残っているので、輻射熱がハンパないのです。住まいも夜中まで熱が籠っているので、エアコン無しでは茹で上がってしまいそうです。これが日常の時間別の体感ですね。日別になりますと、例えば、最高気温35℃となっている場合ですと、体が重く感じる事はありません。むしろ、体温と同じくらいだと調子が良いのかもしれません。しかし、気温が39℃を記録した日は、本当に身体が重くなり、熱中症にはなりませんでしたが、それに近い状態にはなりました。家に帰ってから、すぐに横になり、体を冷却して、水分を補給して、気付いたら朝でした。少し危なかったと思います。日中にポカリスエットを2リットル以上は飲んだのですが、それでも水分が足りていなかったようです。恐ろしいことです。休日は室内でゆっくりしているのが、とても安心できます。これからお祭りが毎週のように、各地で行われますが、あの人込みと大音量の空間に行くのはとても憂鬱です。出来るだけ近寄らないようにしたいものです。昨日、子供達が一緒に近所の祭りに来てくれ、という依頼をしてきました。奥様が外出中だったため、仕方なくOKして会場に行ったのですが、やはり気分が悪くなりました。子供達は楽しそうに遊びまわっていたので、好きにさせておき、僕は隅っこで休憩していました。別にお祭りを否定するつもりはありませんが、いかんせん、さまざまな欲望が渦巻いているように見受けられ、あの空間があまり心地よいものとは感じられません。一つだけ面白かった事は、子供達にお小遣いを1000円ずつ渡したのですが、4歳の次女が、最初に遊んだ金魚すくいに全額を投資してしまったことです。二人が遊んでいるのを、遠くから眺めていたのですが、長女が、血相を変えてやってきて「○○ちゃんが1000円つかっちゃった!」って報告してきました。これには思わず笑ってしまいました。お金の使い方なんて、あまり考えない年頃ではあるのかもしれませんが、思い切りの良さに感心しました。彼女たちが楽しく遊べたのであれば良いのですが、お祭りというものを客観的に見た時に、どういう「場」なのかを考えてくれたら、というささやかなお願いをしておきましょう。
お祭りはさまざま