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おしくらまんじゅうに参加したくない
もの凄く器量の小さい男と思われるかもしれませんが、会社で仕事を頼まれるのが、とても嫌です。いや、仕事ですから、やりますけど、雑用みたいなことを気安く頼んでくる人が多いので、ちょっと、その内、爆発しそうですね。ネットで調べれば、すぐに分かるような事でも、調べずに「これ、どうやってやるの?」と聞かれたりすると、イラッとします。キレやすい日本人の一人かもしれません。鉄分が不足しているのでしょうか。いやいや、愛情が不足しているのですね、きっと。ここでいう愛情とは、もちろん「与える」という意味です。愛情、或いは愛は、求めることでなく、与えるものであると考えているので、「愛情を注いでもらう」という言い方は、疑問に思いますし、「愛していると言って」というのは、単なる要求ですから、愛とは正反対のベクトルだ、と思うのですが、世間では、そうでもないようですね。都合の良い愛が描かれているように見えます。話を戻して、僕にもう少し、愛する心があれば、仕事先の同僚の雑用依頼なんて、ちょちょいのちょい、のはずなのですが、なかなかそうはいきません。まだまだ修行が足りないな、と思う事しきり。しかしですね、仕事なのですから、もう少し、お互い、出来る事は自分でやりませんか?と思う事しきり。つまり、感情がフィフティフィフティで、ぶつかり合っているのです。カタカナだと読みにくいですね。ちなみに、文字数を稼いでいる訳ではありません。50/50なら、ぶつかり合うのではなく、相殺されるのではないか?と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。葛藤と言った方が分かり易いでしょうか。こんな小さい事で、葛藤しなければならない自分に腹が立つというか、虚しくなるというか、笑えてくるというか、泣けてくるというか、感情のおしくらまんじゅうですね。ブログでも、感情のコントロールについて、多々思いを綴っておりますが、なかなかイメージ通りにいかないものです。会社でのイライラの根本の部分は、自分を客観的に見ると、仕事を早く片づけ、帰宅したい、という気持ちが強く、その阻害要因が現れると、イライラします。その日の仕事の段取りは、だいたい朝に決まるので、それに従い作業を坦々とこなしていきますが、ゆとりを持って作業をするために、少し早く出社します。そうすれば、自分のペースで仕事ができるので、非常に気持ちにゆとりがあるのですが、少しでも他の作業依頼が急に入ると、段取りを大きく変更する必要が生ずる時もあります。そういう時に、依頼者が依頼者自身で解決できそうな事は、結構あったりするのですが、断らずに受けてしまいます。これは自分にも問題があるのですが、しかし、それだけ暇に見えるという事でしょうね。他人から見て、のんびり作業しているように感じられるのであれば、僕は、少し安心します。焦って仕事しているように思われたくはありません。「あいつはのんびり屋だな」くらいに思われたいものです。良い仕事は、ゆとりがなければ難しいと考えています。時間の有無に関わらず、妥協はある程度必要になりますが、その妥協のポイントがまるっきり違います。時間をかければ、それなりに良いものが出来上がるものです。そういえば、もうすぐ、あるサークル発表用の資料を作成しなければなりません。納期は短いので、早めに手をつけておいたのですが、そろそろ本格的に取り組む所存です。そもそも、僕が作成する必要はないのですが、「あいつが作るだろう」みたいに思われているのです。今回は、良しとしましょう。次回からは、「僕はもうつくりませんので」と言ってみたら、どんな反応が返ってくるか楽しみです。職場のおかげで、依存しきりは良くない、ということを学ぶことができました。イライラしながらも、何か学ぶことは忘れないように心がけたいものです。
立派な甲羅ですね