歴史

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    平成最後の兄弟船

    4月30日です。もう耳にタコかもしれませんが、泣いても笑っても、平成最後の1日です。僕は昭和生まれですから、令和元年を迎えることで、3代の元号に渡り、生を預かっていることになります。様々な環境や多くの人々に対して、感謝に堪えません。こうして生きていられるのは、本当にありがたい事です。天皇制という法の下で、学校教育を受けさせていただき、その「象徴」について、恩師から教えていただきました。本当に概要くらいしか存じておらず、また、そのシステムに対して理解も深くはありませんが、このようなブログで好き勝手発信している男に対しても、お祈り頂いているという事実を知ると、尊敬の念を抱かずにはおられません。時代の変遷において、激務を日本国民のためにお努めになり、震災に置かれましてはその御身を現地の被災者にお寄せになったお姿は、一人の人間として感動を禁じえませんでした。心無い言葉を投げかけたり、インターネット上で秘匿性を利用して、失礼極まりない発信をしている人々も多数存在しているようですが、そういった情報が今上天皇のお働きを汚しているという意識を、国民が持つべきだと思います。何も考えずにカメラを向けて撮影する人々を、陛下はどのような想いで見つめておられたこことでしょう。僕が他所様の事をあーだこーだ言う資格はありませんが、とても悲しい事実なのです。今後の皇室のあり方が、国民によって左右されるというのは、いかがなものなのでしょう。絶対的な存在であるはずなのですが。さて、そんな時代の変わり目に、兄弟3人、次女1人の計4人で1台の自動車に乗り、岐阜から仙台に訪れました。目的は長女(僕から見て二人姉妹の姉)に遭うことです。「令和」初日に、兄弟五人が集まるという素晴らしい導きがあるのです。既に、この令和時代は、動き始めているのだなあと感慨深く感じました。