ミラーボールに乗って
名古屋市の科学館と水族館に行ってきました。地域の子供会のレクレーションです。参加人数は、子供が15人くらいでしょうか。保護者含めて総勢30名以上のツアーとなりました。不参加の子供が6人ほどいたようですから、全員参加となると、40名を超える事になります。さぞ賑やかですね。この少子化のご時世に子供会が存続していることが奇跡だと言えます。これから子供会に入会する家族が減少することは間違いありません。自治会やPTA、地域の消防団活動などは縮小する傾向になるはずです。若者は自分の好きな事をしたいでしょうし、ボランティアで「仕事」をしたくない、という考え方は浸透していると言えます。ただ、まだワガママが許されない部分があるようで、仕方なくやっているという人が大勢いることでしょう。ゆっくりですが、変化は起きているようです。これもインターネットで各地域の情報が直ぐに流されるおかげですね。隠したいことは直ぐに明るみに出てしまいます。企業の不正や官僚の汚職に関するニュースは後を絶ちません。しかも、多くのニュースは日本の名だたる企業であったり、政治家であったりするのですが、経済は何とか回っているようですから、不思議だな、と感じます。部分的に見れば、不正が発覚し、赤字削減目的のリストラにより職を失った人も大勢いるでしょうから、その人たちには残念な事です。自分もいつ、そのような環境の変化が訪れるか想像もつきませんが、心の準備だけはしておきましょう。可能性はゼロではありませんから。さて、名古屋市科学館には、画像にもありますが、二つの直方体の建物の間に、球体の構造体が浮かんでいます。これの上部半球部分が、プラネタリウム館となっており、ゆったりとしたリクライニングチェアで眺める事が可能です。これを多くの人が楽しみにしているようで、人気があると聞いています。ただ、僕はオーストラリアで、天然のミルキーウェイ(天の川)を何回か見たことがあるので、正直プラネタリウムにそれほど感動を覚えることはありません。ですから、今回は外で待っていようかな、と考えていたのですが、奥様が一緒に行ってほしい、とおっしゃるので仕方なく入場しました。プラネタリウムツアーが始まってすぐに、次女が「怖いから外に出たい」と言い出したので、係の人に誘導していただいて、外の空気を吸いに行きました。長女がまだ園児の頃、同じようにプラネタリウムを怖がってすぐに退出した事を思い出し「ああ、姉妹なのだなぁ」と感慨に耽りました。結局、日本最大級のプラネタリウムは10分未満(実質5分くらい)しか体験していませんが、映像がとても綺麗でした。しかし、僕には少し刺激が強くて、酔ってしまいました。映画や大スクリーンでのアトラクションなどは、すごい技術だと思いますが、三半規管が弱い僕にとっては、苦痛を伴います。恐らく、バーチャルリアリティの世界をずっと冒険することは、体力的に難しいのかもしれません。これでも乗り物酔いは克服できたから、良しとしておきましょう。続きは明日にします。
