哲学?

自然の中で何を見出すか

子供たちが、キャンプに行って宿泊してきました。主催はスポーツジムで、インストラクタの先生が引率してくれました。人気があり、競争率が高いと奥様がおっしゃっていましたが、無事に参加できる運びとなったようです。長女の友人も申し込みが遅れてキャンセル待ちだったと聞いていましたが、結局参加できたので、良かったですね。集合場所からバスで片道1時間くらいの距離ですから、近場と言えます。それ以上の距離になると、子供たちは飽きますからね。ちょうど良い場所にキャンプ場があるのが幸いです。そのキャンプ場で一泊して、帰ってきたのですが、非常に猛暑日だったので、熱中症で倒れないか心配ではありました。いくら山中とはいえ、暑さはそれほど変わらないはずですし、コテージなどにはエアコンも無いでしょうから、寝苦しい夜だったと思います。しかし、聞いてみると、暑さはそれほど気にならなかったようで、それよりも楽しくて眠れなかった、と長女が言っていました。次女は早く寝たのですが、周りがうるさくて何回か目が覚めたそうです。その後、怖い夢を見て、泣いて起きたとのことで、少しかわいそうですね。まあ、そういう諸々の経験ができることに価値があるのですから、思い出として残ることでしょう。記憶は忘れやすいものですが、思い出は不思議と忘れません。夜ご飯はカレーライスをみんなで作ったそうですし、川遊びや魚の掴み取り、キャンプファイアなどアクティビティが目白押しだったそうです。企画側の先生方は神経が擦り減る思いだったのではないでしょうか。無事に連れて帰ってきてくれて、感謝ですね。ご苦労さまでした。今では少しのトラブルでも、すぐに炎上してしまう世の中ですから、やりにくい部分もあるかと予想しますが、こういった企画は無理のない範囲で続けていただきたいものです。これ以上この地域の気温が暑くなるようでしたら、キャンプは時期を変えたほうが良いでしょうけれど。朝は寒いくらいのほうが気持ちいいですね。日中は25度くらいがベストです。キャンプだからといって、夏にこだわる必要は全くありません。子供の頃、田舎のキャンプ場の管理棟に住んでいましたから、毎日が冒険でした。山に入っていっては、木に目印をつけて戻ってきたり、川に降りていっては、対岸まで石の上を飛んで渡ったり、大きな樹があれば登ってみたり、花を摘んでみたり、実を食べてみたり、とにかく遊びに困らなかったと記憶しています。もちろん、危険は伴っていましたが、良い経験ができたので、そういう遊びを子供たちも体験できればきっと何かの役には立つでしょう。しかし、我ながら不思議なのは、知らない山の中に一人で入っていった事は多々ありましたが、よく迷子にならなかったな、と。目印をつけたり、道順を覚えたりした記憶は一切ございません。今ではすっかり方向音痴です。何が違うのでしょうか?(この話は前に書きましたね・・・)

コップを洗うスポンジ?