花見頃?
長女の小学校では卒業式が行われたので、他の学年は休学となった模様。他の小学校でも、同じ日に卒業式があったのでしょう。サクラはさすがにまだ満開にはなりません。この辺りでは早いところで4分咲きと聞きました。確かに、花が開いたサクラを見た気がします。今週末には、見ごろになるのではないか、というのがこの地区の人々の予想みたいです。僕は、品種によるのではないか、という見方です。つまり、今週末が見ごろな場所もあれば、来週末が見ごろの樹もあるだろう、というごく無難な考え方です。ですから、どちらかで花見をしなければ、なんて思いも寄りません。そもそも、花見をしたいという気持が働きません。何故でしょう。散々見たから?いえいえ、それほど目に穴が開くほど見たつもりはありません。ただ、40歳ということは、少なくとも、自分の有史(記憶がある年齢)で考えれば、35回以上はサクラの季節を迎えて、見ているはずです。実際には毎日見る事もあるので、少なく見積もっても100回以上はサクラを見てきたはず。いえ、そんなに少なくはありませんね。通学や通勤などの道端にサクラは植樹されています。毎年10日間は花が咲いているとすれば、350回以上は見てきた計算になります。何が言いたいのかというと、つまりは見慣れたのです。サクラよりも(自分にとって)珍しい花をみたほうが、刺激を受けますしし、ワクワクします。そもそも、サクラをそれほど特別な思いで見る必要性もないと言えます。それよりも、そのサクラ周辺の生態系に目を向けたら、きっと素敵な発見があるのではないでしょうか。この「あるのではないでしょうか」という日本語は、あるのかないのか判らなくなります。僕だけですか?花見といえば、飲み会というイメージが連想されてしまいますが、何とも意気消沈させられるイベントです。花を愛でるのであれば、お酒は必要ないし、騒ぐ必要もないはず。静かに見つめましょう。